湊川親方(元 大関 貴景勝)の想い出フォトを集めました!
増位山以来の兵庫県出身大関として大相撲を盛り上げ、令和6年九月場所で現役を引退した湊川親方(元・大関 貴景勝)。
入門から引退までの想い出を写真で振り返ります。
平成26年9月。中学横綱、世界選手権で優勝など輝かしい成績で貴ノ花部屋に入門した湊川親方(本名 佐藤貴信)。すでに体はお相撲さん!浴衣姿も似合っています。
埼玉栄高校卒業前の九月場所からの入門でした。
翌十一月場所は全勝で序ノ口優勝。隣には竜電がいます。
続けて、平成27年一月場所も全勝で序二段優勝。またも隣には竜電。
平成28年三月場所。幕下9枚目の佐藤は全勝優勝。九日目には宇良との取組がありました。
翌五月場所。佐藤は、宇良とともに新十両に昇進。関西が誇る2関取の誕生です!
十一月場所。西十両三枚目で迎えた佐藤は、12勝3敗で十両優勝。大関時代の濃い色の締込の印象があるため、明るい緑色の締込は懐かしいですね。
幕内入りとなる平成29年一月場所からは佐藤から上杉景勝に由来する「貴景勝」に四股名を変えます。
平成29年の十一月場所。西前頭筆頭の貴景勝は、横綱・日馬富士、横綱・稀勢の里を破る2金星と自身2回目となる殊勲賞を受賞しました。
平成30年(2018年)、千賀ノ浦部屋(のちの常盤山部屋)に移籍し、東小結筆頭で迎えた十一月場所。
横綱稀勢の里、大関豪栄道、大関栃ノ心など上位を破り、13勝2敗の成績で初の幕内優勝。
翌年の令和元年(2019年)五月場所には大関に昇進。
「大関の名に恥じぬよう、武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず相撲道に精進してまいります」と口上を述べました。
この五月場所で、膝を故障し途中休場。また翌場所も全休となり、新大関の地位を陥落してしまいます。
しかし、東関脇となった三月場所では10勝5敗・技能賞受賞の活躍により、大関復帰を果たします。
令和2年十一月場所、13勝2敗で2回目の優勝。
この年はコロナ禍のため、国技館での開催でした。
この時はタマリ席も5列目まではお客様がおらず、2階席も間引き着席となっていました。
令和5年(2023年)九月場所。自身4回目となる優勝を飾ります。
あまりカメラの前で笑顔を見せない寡黙な大関のイメージが強かった貴景勝ですが、可愛い化粧まわし姿がとても話題になりました。
大関の地位で下からの挑戦を受け続けた貴景勝は、膝や首のケガに苦しみました。
令和6年(2024年)九月場所で引退を発表。年寄「湊川」を襲名しました。
湊川親方は令和7年10月4日(土)に断髪式を控えています。